マンション購入のポイントって?

不動産購入の質問  |

470428441最近は20代、30代でのマンションの購入が珍しくなくなってきています。独身女性が今後のために購入するような例も増えていますよね。決して安い買い物ではありませんが、住宅ローンを上手に使って賃料を支払うくらいなら購入してしまったほうが良いのかも、、という考えのようです。新築マンションは最低でも1000万以上はすると思いますが、月々の支払いはちょっと背伸びをすれば手の届く範囲でしょう。ローンの組み方によっては賃貸マンションの家賃よりも月々の負担は軽減されることも少なくありません。ただし、購入後もかかってくる共益費や修繕費を考えると生活が苦しくなることも考えられます。以下のポイントを抑えて、後悔しないマンション購入をしましょう。

・中古物件を狙う

497565005 不動産投資の場合も、マイホーム購入でも、新築ではなく中古物件を狙うと言うのが資産形成のコツになってきます。新築マンションの場合、購入した段階で資産価値が下がっているものです。中古マンションであれば1000万円以下で入手できることもあり、立地条件などで適正な価格で落ちついていると考えられます。勿論維持費を考慮しなければなりませんので注意は必要ですが、賃貸のままであれば支払って消えてしまう家賃を何らかの形で資産として残せるメリットがあります。

価格帯は長くとも10

年程度で返し終えることができる程度の物件が、身の程にあっていると思ったほうが良いです。35年ローンなどもありますが、35年間働き続けられる保証がある人はなかなかいないので非現実的であることは明らかです。10年程度で返済が終われば、他の手段での資産形成をする余裕も生まれるでしょう。

・投資物件としての購入

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自分で住むのではなく投資用(賃料収入)に購入したいという方もいるでしょう。この場合は購入した不動産を賃貸したり、売却することで利益を出すことが目的です。当然自分で不動産を所有するわけですから、不動産を維持したり顧客(借り主)に満足してもらえるようメンテナンスをするなど、色々な経費が発生することは忘れてはいけません。

現預金の流れをキャッシュフローと呼びますが、不動産投資では、賃料収入によってキャッシュが得られ、そして色々な費用を支払うためにキャッシュが出ていきます。その中で、ローンの返済というのは資産が代わらずにキャッシュが出ていくだけだという点には注意が必要です。ローンを返済すれば、現預金は減っていきますが、その分だけ負債が減りますから、元金を返済する部分に対しては資産の変化はありません。

しかし、キャッシュは減少します。帳簿上では資産に変化がなかったとしても、キャッシュフローはマイナスになっていくわけですから、この点に注意しておかないと資金繰りが悪化することもあるのです。不動産投資では、資産の増減を考える事も必要となってきますが、キャッシュフローも一つのポイントとして抑えておきましょう。

マンションでは、戸別投資よりも一棟マンション投資がニーズが高くなっているようです。一棟マンション投資のメリットは、戸数の多いマンションのため多くの収益を得ることができることです。その他にも空室のリスクが少ないことや資産価値の高い土地も手に入ることが利点です。税金対策の観点からも資産家の間では常識のようですよ。

・物件エリアの選定

自分自身がマイホームを持つためでしたら、自分が住んでみたいエリアだとか、通勤・通学に便利なところを探すことになりますが、不動産投資を考えるのでしたら必ずしも自分が住むとは限りません。投資をするのですから利回りの良いエリアを選ぶ必要があります。それであれば大都市よりも地方都市の方が利回りが高いので、地方を選択する人が多いです。

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不動産投資をはじめる最初の段階でしたら、物件は自分の目の届く範囲内で探すのが良いでしょう。自分の身近のエリアの方がさまざまな状況を把握出来ます。不動産にも関わる街の開発などの動きや、人の動きなどの地域情報を常に押さえておくと管理の面で安心出来ます。
また管理などの実務を管理会社に委託することも可能ですが、何か起こった際に自身が短時間で現地にかけつけて、現状をすぐに確認できるようにしておくと運営の面で困りません。仮に今住んでいる地域から離れたエリアを選んだにしても、その場所がかつて住んでいたなど土地勘のあるような場所でしたら管理・運営に関して有利でしょう。また賃貸の需要に大きく関わる転入・転出状況や街の再開発や新駅の開発状況、学校などの移転などの情報はおさえておくと良いでしょう。不動産投資の物件探しは、ネット活用とパートナー探しが重要です。

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