賃貸住宅に住む家庭にとって、マイホームの購入は憧れであり、目標の1つであると言えます。購入費用が高額であるため、簡単に手を出せるものではありませんが、一度購入すれば資産として長く手元に残すことができ、場合によっては子や孫に譲ることも可能です。

購入できるマイホームの種類は大きく2つに分けられます。1つは戸建ての住宅、もう1つは分譲マンションの一室です。どちらもローンさえ完済してしまえば、月々の費用を支払う必要がなくなります。万が一収入源が断たれたとしても、賃貸住宅のように家賃が支払えず追い出される、ということがないため、屋根の下での生活を継続することができます。

安定した住居を確保できるという点は同じですが、マイホームを購入している方、またはマイホームを購入したいと考えている方の多くは、分譲マンションの一室よりも戸建て住宅の購入を希望する傾向にあります。ある不動産会社の調査では、戸建て住宅の購入を望む方は回答者の約7割、分譲マンションの購入を望む方は約2割であったことが明らかになっています。

戸建て住宅のメリット

なぜ、マンションよりも戸建て住宅の購入を希望する方が多いのでしょうか？そこには次のような理由が考えられます。

１．近所付き合いに悩まされない

昔は近所同士の関係性が濃厚で、困った時は互いに助け合うという風潮がありました。しかし、現代では一転して、ほとんどの家庭が近所付き合いに多少なりと煩わしさを感じるようになっています。マンションは、通路などの共用部で同じ建物内に住む方と顔を合わせる機会が多いですが、挨拶すら面倒だと考える方は少なくありません。その点、戸建て住宅はマンションに比べて近所付き合いが希薄な傾向にあります。人付き合いに悩むことが少ないと言えます。

２．騒音トラブルが生じにくい

小さな子どもがいる家庭ならば、一度は心配する事柄に騒音トラブルがあります。マンションの、特に2階以上に住んでいると、子どもが家の中を走り回ることで下の階の部屋に振動が伝わります。また、大声を出した場合も壁や床を通して声が別室の住人の耳に届き、騒音トラブルに発展する可能性があります。子どもがいない家庭でも、トイレを流す音やドアを開閉する音などの生活音がトラブルのきっかけになったという例があります。戸建て住宅ならば階下に住人がいないことはもちろん、隣の家との距離もある程度離れているため、普通に生活していれば音が原因でトラブルになることはありません。

３．管理規約による制限がない

マンションは、多くの家庭が同じ建物内に住んでいるという事情から様々な制限があります。分かりやすい例としてペットの飼育が挙げられます。ペットの飼育を禁止しているマンションは多く、飼育可であったとしても、種類や飼育数に制限が設けられている場合がほとんどです。その点、戸建て住宅ならば自由にペットを飼育することができます。ペットの飼育に限らず、戸建て住宅は管理規約による制限がないため、自由に生活することができます。

どの地域に戸建て住宅を買う？

マイホームを購入する時は、住宅そのものだけではなく、住宅を購入する地域についても考えます。一度買ったら簡単には手放せないため、多くの家庭は住みやすい地域にある住宅の購入を検討します。

例えば、利便性が高い東京の都心付近に住みたい方は多いのではないでしょうか？他に、名古屋市なども観光名所が多く有名です。どちらも人気のある地域ですが、人気があるということは、住宅の購入にかかる費用の相場も相応に高額です。その場合は、少し離れた土地にある住宅を購入することをおすすめします。人気都市に行きやすいながらも、住宅の購入費用を抑えられます。

東京都心へのアクセスを重視するならば、さいたま市や横浜市が住みやすく、交通網が発達しています。名古屋市ならば、一宮市からアクセスがしやすいです。まずはさいたま市や横浜市、一宮市の不動産会社「鬼頭不動産」に住宅購入の相談をしてみてはいかがでしょうか？