周辺環境がとても気にいっても、満足できる住宅を建築出来なければ意味が有りません。
土地には様々な制限が設けられていますので、自分の設計プランに適している土地探しをしなければなりません。
また、土地の形によっては住宅の建材などを機械を使って運び込む事が難しく、人力で行わなければならないケースも有ります。
人力で行えば、当然人も多く必要になりますので、建築コストが高くなります。
旗状や旗竿地と呼ばれる土地の形状は、道路に面している面が2メートル以上で、その道が数メートル先まで続いて、建築が出来る土地はその奥にあるという形状です。
この土地は、真上から見ると、竿に旗がついているように見える事からも、旗状や旗竿地と呼ばれているのです。
住宅を建設できる場所までは、道幅が2メートルとなりますので、当然トラックなどが入るスペースでは有りません。
そのため、敷地の前にある道路にトラックを止めて、建設資材などを人力で運び込む必要があるのです。
旗状の土地は、道路から奥まった場所に建物を建築する土地がありますので、静かな場所となります。
しかし、道幅によっては人力での作業が必要になり、建築コストが高くなる事が有ります。
このような事を覚えておく事は、土地探しにおけるコツと言えるのです。