田舎暮らしにおすすめのエリアを教えてください。

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最近、「地方移住」が何かと話題を集めています。昔は定年後のセカンドライフで住むイメージが強かったのですが、最近は「自然の多い田舎でのびのび子育てしたい」「都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい」といった理由から若年層が地方移住することも珍しくなくなりました。では、一体どこが移住先として人気を集めているのでしょうか。

gf1760116078w山梨県

人気の移住先ランキングで常に上位にいる山梨県。その魅力は都心へのアクセスのよさ。移住の下見や移住体験なども比較的しやすいですし、何かと安心です。将来的にはリニアモーターカーの駅が新設される可能性もあるため、これからにも期待が集まります。また、移住相談会や空き家見学ツアーなどの移住セミナーも月に1回ほど行われています。移住したいという若い世代の需要を取りこぼすことなく、しっかりと受け入れ体制を整えているのが人気の理由でしょう。

ちなみに、山梨県内における人気エリアは名水百選が市内に3か所もあり、南アルプスの天然水の生産地でも知られる北杜市。水がキレイなので、おいしい食べ物やお酒もたくさん造られています。子育てにも向いているのではないでしょうか。

gf1000093448w・長野県

山梨県と肩を並べる人気を誇るのが長野県。なんと、県の面積の約20%が自然公園になっているのだそうです。全国最多の百名山の山々もあり、その雄大な自然は日本国内でもトップレベルです。そして、住まいや子育て、仕事などを含めると396もの移住支援制度を用意しているのも魅力。10代~20代には就職相談会、30~40代には転職セミナーやUターン助成金の相談会、高齢者にはセカンドライフに備えた農業の入門サポートなど、それぞれの年代に合わせてサポートを行っています。

そんな長野県の人気エリアは伊那市。南アルプス・中央アルプスの3,000mの山々から、天竜川・三峰川の扇状平野の間に美しい景観が広がっています。その景観の中で自然の恵みを感じながらのんびりとした生活が送れることでしょう。移住を検討しているのであれば、伊那市の賃貸物件を扱うサンポーのような地域密着の不動産会社に相談してみてください。

Tea plantation・静岡県

年々人気を上げているのが静岡県。特に若者からの支持を多く集めており、Uターン移住者も増えています。冬は東京よりも約2℃暖かく、夏は約1℃涼しいという温暖な気候なので暮らしやすさもバッチリです。また、地価が安いのも静岡のよさ。持ち家比率を見ると東京と同じくらいなのですが、地価平均は東京の86万4,328円/m2に比べて8万6,853円/m2とかなり安くなっています。より安く広い家に住みたいなら静岡がおすすめです。

静岡県で人気なのは県庁所在地でもある静岡市。ファッションビルや百貨店のような商業施設はもちろん、県の行政機関や県立の美術館、大学などがコンパクトにまとまっています。都心と田舎のいいところどりができるエリアといえるでしょう。

それぞれの自治体が、移住者に対するサポートを手厚くしつつあります。より住みやすい地域に移住できるよう、いろんな角度から比較してみてください。

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