山林を売却するときには色々な費用がかかりますから、注意点として知っておく必要があるでしょう。知人と直接取引を行うのであればあまり手数料はかからないのですが、不動産会社を通して売買をするときには、不動産会社に対して仲介手数料を支払うこと必要となってくるのです。この金額は売買代金によっても異なるのですが、たいていは売買価格の3％に6万円を加え、さらに消費税を加えた金額となります。ですから、先ずこれだけの費用がかかるということを知っておく必要はあるでしょう。
それと共に考えておかなければならないのが測量に関する費用です。売却をしようと思えば、その山林の詳細な情報は必要となりますから、測量をしなければならない場合もあります。小さな面積であれば数十万円くらいで住む場合もありますが、規模が大きくなってくると数百万円単位になる場合もありますから注意が必要です。
さらに、山林を売却すれば所得税が課せられます。先祖から受け継いだ土地の場合には取得価格が分からない場合も多いですが、その場合には売買代金の5％とされることが多く、課税される金額が非常に高くなることも多いのです。
このような費用の面に対しては特に注意しておきましょう。